2011年01月11日
初ムーチーのおすそわけ
今日はムーチーの日ですね~~!!
皆さんの家庭でも作った事でしょう

お姉さんの孫が初ムーチーでおすそわけを
もらいました
皆さんの家庭でも作った事でしょう
お姉さんの孫が初ムーチーでおすそわけを
もらいました
月桃の香りが心も癒されますねー
ムーチーの由来
あのね、首里の金城というところにあった話ですがね。
お父さんとお母さんを早く失った、兄と妹の二人の兄弟がいました。
年頃になると、妹ウターの方は久高島に嫁ぎましたが、一人残されたお兄さんの方は、投げやりの気持ちからか、鬼になってよその家の山羊や豚を盗んできては、食べていました。食べるものがなくなると、人間の子供をさらってきて食べているというウワサが広がり、ウターの住んでいる久高島まで伝わってきました。
ウターは、<自分のお兄さんがそんなことをしているとは・・・。家畜なら買うこともできるが、人間の子供はそういうわけにもいかない。なんとかしなければ>と、お兄さんの様子を見にいきました。
すると、お兄さんは、
「いいところに来たぞ、ウター。今、薬を煎じているからおまえも食べていきなさい」
と言うので、
「ああそうですか、お兄さん。どんなご馳走かみてみよう」
と鍋を開けてみると、ウワサ通りに、鍋には人間の子供が入っていました。
ウターは自分も子供を連れてきていたのでビックリして、<アヒー(兄さんは)私の子供も殺しかねない>と思い、子供を負ぶって、
「ねえ、アヒー、ちょっと便所まで行ってこようね」
と言うと、アヒーはウターが逃げたらいけないと思い、ウターの手に縄をかけました。
ウターは賢かったので、手にかけられた縄をはずしフールヤー(豚小屋)の石につないで逃げたが、アヒーは縄を引っ張りながら、
「ナーマヤミ、ウター。ナーマヤミ(まだか、ウター、まだなのか)」と言っていました。
ウターが船に乗って行こうとする時、アヒーに追いつかれてしまったので、ウターは急いでサバニをひっくり返し、その下に隠れていました。するとアヒーはそのサバニの上に立ち、
「アイヤー、そこまでウターの姿は見えていたのに残念。せっかくのご馳走を逃していまったなぁ」
と悔しそうに、足をパンパン踏みならしていました。
ウターは、<ああ、やっぱり、私たちを食べようとしていたんだなぁ>とアヒーがいなくなるのを見計らってから、船に乗り島に帰りました。
何日か経ったある日の事、ウターはお兄さんの大好きな餅をつくり、出掛けました。アヒーのものにはカワラを入れた餅を作り、自分のものは、本物の餅を作って。そうして、
「アヒー、今日はアヒーの好きな餅を沢山作ってきたから、さあ、金城バンタで景色でも眺めながら食べよう」
とおだてて、連れていきました。
アヒーは瓦の入っている餅でもパクパク食べるのでウターは、<本当の鬼になってしまったんだねえ、アヒーは>と悲しくなりました。アヒーは、ウターが着物の裾の前をはだけて座っているのに気付き「おまえの下は何か」と聞くので「ここは、鬼をたべるところだよ」と答えると同時に、金城バンタから突き落として殺してしまいました。
ウニムーチーは、この話に由来するもので、ウターは村の人々から、
「村人全員でかかっても鬼を退治することが出来ないのに、あなたはすごい」
と喜ばれ、鬼を退治した餅のことを『チカラムーチー、ホーハイムーチー、カリームーチー』と呼ぶようになり、今でもムーチーを炊いた煮汁は、『ウネーフカ フコーウチ(鬼は外、福は内)』といって屋敷の回りにまき、ムーチーを包んだカーサ(サンニンの葉)は十字に結んで、人の出入りする入口や軒先に吊るし、鬼が家の中に入ってくるのを防ぐようになったんだってさ
あのね、首里の金城というところにあった話ですがね。
お父さんとお母さんを早く失った、兄と妹の二人の兄弟がいました。
年頃になると、妹ウターの方は久高島に嫁ぎましたが、一人残されたお兄さんの方は、投げやりの気持ちからか、鬼になってよその家の山羊や豚を盗んできては、食べていました。食べるものがなくなると、人間の子供をさらってきて食べているというウワサが広がり、ウターの住んでいる久高島まで伝わってきました。
ウターは、<自分のお兄さんがそんなことをしているとは・・・。家畜なら買うこともできるが、人間の子供はそういうわけにもいかない。なんとかしなければ>と、お兄さんの様子を見にいきました。
すると、お兄さんは、
「いいところに来たぞ、ウター。今、薬を煎じているからおまえも食べていきなさい」
と言うので、
「ああそうですか、お兄さん。どんなご馳走かみてみよう」
と鍋を開けてみると、ウワサ通りに、鍋には人間の子供が入っていました。
ウターは自分も子供を連れてきていたのでビックリして、<アヒー(兄さんは)私の子供も殺しかねない>と思い、子供を負ぶって、
「ねえ、アヒー、ちょっと便所まで行ってこようね」
と言うと、アヒーはウターが逃げたらいけないと思い、ウターの手に縄をかけました。
ウターは賢かったので、手にかけられた縄をはずしフールヤー(豚小屋)の石につないで逃げたが、アヒーは縄を引っ張りながら、
「ナーマヤミ、ウター。ナーマヤミ(まだか、ウター、まだなのか)」と言っていました。
ウターが船に乗って行こうとする時、アヒーに追いつかれてしまったので、ウターは急いでサバニをひっくり返し、その下に隠れていました。するとアヒーはそのサバニの上に立ち、
「アイヤー、そこまでウターの姿は見えていたのに残念。せっかくのご馳走を逃していまったなぁ」
と悔しそうに、足をパンパン踏みならしていました。
ウターは、<ああ、やっぱり、私たちを食べようとしていたんだなぁ>とアヒーがいなくなるのを見計らってから、船に乗り島に帰りました。
何日か経ったある日の事、ウターはお兄さんの大好きな餅をつくり、出掛けました。アヒーのものにはカワラを入れた餅を作り、自分のものは、本物の餅を作って。そうして、
「アヒー、今日はアヒーの好きな餅を沢山作ってきたから、さあ、金城バンタで景色でも眺めながら食べよう」
とおだてて、連れていきました。
アヒーは瓦の入っている餅でもパクパク食べるのでウターは、<本当の鬼になってしまったんだねえ、アヒーは>と悲しくなりました。アヒーは、ウターが着物の裾の前をはだけて座っているのに気付き「おまえの下は何か」と聞くので「ここは、鬼をたべるところだよ」と答えると同時に、金城バンタから突き落として殺してしまいました。
ウニムーチーは、この話に由来するもので、ウターは村の人々から、
「村人全員でかかっても鬼を退治することが出来ないのに、あなたはすごい」
と喜ばれ、鬼を退治した餅のことを『チカラムーチー、ホーハイムーチー、カリームーチー』と呼ぶようになり、今でもムーチーを炊いた煮汁は、『ウネーフカ フコーウチ(鬼は外、福は内)』といって屋敷の回りにまき、ムーチーを包んだカーサ(サンニンの葉)は十字に結んで、人の出入りする入口や軒先に吊るし、鬼が家の中に入ってくるのを防ぐようになったんだってさ
Posted by gucchi at 20:11│Comments(0)
│感動
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